ベトナムで造られた陶磁器の総称として安南焼と言われてます。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・茶人一茶も、安南と呼ばれたベトナムからのご飯茶碗を茶器としてしようしていたようです。
まぁ~この戦国御三家は、珍しいもん好きだった?と言うのも手伝ってたんじゃないかと思う・・・。
柔らかで温かみのある器に時の大将も魅了されて・・・・いわゆる文化的な茶人達の心を動かしたのでしょう。
今回購入した茶碗は、間違いなく安南焼です!その特徴が随所ででてます。これ↓

こんな器です!ベトナムではご飯茶碗ですけど、日本では安南焼として抹茶茶碗に使われているのも理解できますかね。
この様な絵柄じゃないと思いますが、信長・秀吉・家康などはこの様な茶碗で文化人のマネをしていたのだ。
マンガチックな魚の絵ではないと思いますが、マンガチックなトンボの絵柄は絶対使用してると思われる。
なぜなら、蜻蛉(トンボ)の絵柄は安南焼を象徴するくらい多く使われているんです。日本の焼き物にはほとんど出て来ない。
安南焼っうかバッチャン焼の特徴は、器の底に茶褐色に渋釉を塗ってあるのが特徴です・・・今回の茶碗には塗ってあるルンルンです。
さて、この器とのドラマチックな出会いっうか発見は、こじゃれた古い歴史を感じさせるレストランの3階にありました。
私達の仲間が、10人程度でこのレストランの3階の個室の通されて、皆さんはそれぞれ席に着き
汚い日本語で『とりあえずビールくんしゃい』・・・日本語でしかも諫早弁でホントに品位のカケラもない方達ですが
そこは私の出番で『暑いのでベトナムのビールを5本くらい持ってきてください』と丁寧にお願いしました。
ウエイトレスさんはポカンとして・・・確かに丁寧な日本語じゃありますが、せめて英語で言わんばでしょう・・・と突っ込みが入る。
そりゃそうだ・・・・英語の堪能なNさんが何やら注文してるみたい。
料理が出て来るまで、個室に入った時から気になってる飾り棚に、10枚くらいの皿とか器が何気なく置いてある。
飾ってある訳ではなく、あくまでもさりげなく置いてあります。今回のこの器は皿の上に重ねて置いてあり
取ろうとしたら、下の皿とくっ付いてて・・・なんとロウソクかなんかを灯したんじゃないだろうか?あくまでさりげなくです。
しかも今回の器は、ホコリがかぶっててザラザラしてました・・・・他の器や皿も同じように何十年もそこに置いてあったようでした。
すでにこの時点で騙されているのかも知れない・・・そんな事知る由もない。
ウエイトレスさんに冗談でこの器20ドル(1600円)で売ってくれませんか?と尋ねると・・・お店のインテリアで2万ドルだと言う・・・
えーと日本円で160万円くらい・・・・アホか!そんなお金払う人はいないと言うと、ホントは5000ドルだと・・・完璧にオチョクラレテる。
一緒にいた仲間も、店のインテリアとして置いてあるのに売る訳なかさぁーと。
私がしつこく20ドルで店長に聞いて来てくれないかと言うと、男の店員が、ダメです!売り物ではアリマセンときっぱりいいました。
まぁ~そうだろうなと納得して食事を終えて、若干ビールでホロっとしてるかも。
個室を出て、帰ろうとしたその時、ウエイトレスと男の店員が私を再度個室に連れ戻し『あなたいい人』確かにいい人ではあるけど
10ドルずつチップくれたら、レストランに内緒でこの茶碗を20ドルで分けてあげると言う・・・えええレストランを騙す?
店員とウエイトレスは、他にもいっぱい飾ってあるから、1個くらいなくなっても解らない・・・・と・・・はて?どうする?
そうこうしてる内に、私のバックの中に押し込み、他の人が来る前にチップちょうだい・・・
私も勢いに流されて・・・商品代20ドルとチップ2人分20ドルの合計40ドル払う・・・日本円で3200円くらい
何だかモンモンとして・・・よかったのかなぁ?って言うかお金はちゃんと払ったし・・・食事は最高に美味しかった。
日本に帰ってきて、茶碗をよく調べたら、結構新しいバッチャン焼みたいだ・・・・
何十年も置いてあったような、あのホコリは一体なんなんだ?しかもロウソクでくっ付いたような演出は
しかも10枚くらいを適当に・さりげなく・雑に置いてあったのはナンなんだ?帰ってきて2週間くらいで気付いた
明らかに騙された!ってことは、私のような焼き物マニアが同じような事を言ってるんだろう・・・・
そして同じような手口で『あなたいい人』にコロッと騙されているんじゃないだろうか・・・なんとドラマチック的な。